Zephyr’s Blog

狩猟、キャンプ、渓流釣り。ときどき骨格標本

【渓流釣り釣行記】テンカラで凄く釣れた1日

 

利根漁協管轄エリアの某沢に本日も行ってきました。

 

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ここは初めて訪れる沢で、川岸はシダと苔で鬱蒼としていました。

 

こういう感じの渓壮は経験が無く、釣れる気もしませんでしたが折角来たならちょっと様子を見てみようと6:00に入渓。

 

水深もほぼ膝下とかなり浅い。

 

昨日は晴れでしたが、その前3日間は雨だったにも関わらずこの水量という事はもとからかなり少ないのでしょう。

 

落ち込み部分を1つ1つ丁寧に探りながら釣り上がっていきますが、反応はありません。

 

しかし遡上していくとチラホラと小型の魚影が見えるので、いるにはいるんだろうなと思い更に上がっていきます。

 

そして、9:00を過ぎた辺りで太陽が出てきました。

 

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水温を測ってみると13℃。

 

6:00の時点から比べても変わりありません。

 

しかし、いくつかある枝沢の1つが太陽に照らされていたので、そこを上がる事にしました。

 

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水量が更に少なくなってきました。

 

しかしそこそこの勾配ゾーンで、落ち込み箇所が増えています。

 

そこで第一投すると早速かかりました。

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20cmほどのイワナです。

 

まさか出るとは思って居なかったのでちょっとびっくりしました。

 

そのほんの先にちょっと大きめの落ち込みが見えたので、1投しますが反応なし。

 

しかし、これより悪い落ち込みで出たのだからいないハズはないと思って流すポイントを少しずつずらしながらキャスティングしていくと、、、

 

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自己最高の25cmのイワナがかかりました。

一瞬根がかりしたのかと思うほど抵抗感が強く、次の瞬間にバシャっと跳ねた時に「ヤバいのキターーーー!」と大興奮。

 

上げてからはしばらくガッツポーズと共に「よし!よし!」と声を出してしまうぐらい嬉しかったです。

 

私は渓流釣りはあくまで「食べたいから釣る」スタンスなので、この大物だけはキープする事にしました。

 

今期初めて食べられるサイズのイワナが釣れた事が嬉しかったです。

 

10分ほどタモに入れて観察したりして喜びを味わった後、タモをビク替わりにその場に係留して釣り上がります。

 

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その後も落ち込みに投げるたび、着水と同時に食いついてくるボーナスタイムに突入しました。

 

ボーナスタイムに入ると魚の動きや毛鉤の動きまで不思議と見えてくる様になり、「投げるべきポイント」「流し方」がわかるようになりました。

 

ピンポイントで落とせると着水と同時に食い付くし、岩の下に潜っているものには流すラインを変えて何度か投げて引き出すというのも経験出来ました。

 

 

こんな釣りは今まで無かったのでとても楽しかったです。

 

キャスティングからアワセの仕方まで沢山経験出来た訳ですが、もう1つ大きな勉強になったのが「毛鉤の大きさ」と「種類」でした。

 

これまでは#12と#14を特に意識せずに気分で変えるぐらいでやっていまして、それでも釣れない時は#16や#18まで下げてようやく1匹釣れたという経験がありました。

 

ただ、もう今後は#12をメインにして20cm以上のを狙っていこうと決めて、今日はやっていました。

 

すると、#12でも15cmくらいのがかかったので、そこまで大きさに拘らなくって良いのだろうと思います。

 

更に毛鉤の種類も「日光逆さ」「カディス」「パラシュート」と使いましたが、全てで釣果が上がったので、そんなに違いはないのかもしれません。

 

 

もしかしたら、今日はたまたまそういうボーナスタイムに入り込めたのかもしれない、というのはちょっと思ってはいます。

 

 

まだまだ勉強が必要な渓流釣りですが、今日は本当に楽しい1日でした。